蜂の子は勇気がいりますが、意外と美味しい！

蜂の子は、料理して食べたり、漢方薬として利用されたりしています。しかしそのままでは分子が大きいので、体内で分解されるのに時間がかかり、消化・吸収されにくいという欠点があります。栄養素が全て摂取出来ずに、排出されてしまう可能性もあるのです。

たとえ蜂の子１００％の粉末でも、吸収率がよくなければ効果を実感する事が出来ません。特に高級な蜂の子は、アミノ酸等の栄養価がピークに達する、生後２１日目の雄のみを使用しています。採取出来る時期が非常に限られた希少なものですから、当然値段も高くなります。摂取しても吸収されないのなら、飲んでいる意味がありません。

蜂の子の成分を余すところなく摂取するには、たんぱく質を低分子化する必要があります。本来、たんぱく質はたくさんのアミノ酸が結合した状態であり、そのままでは吸収されません。胃や腸の酵素で分解されて、初めて小腸で吸収されるのです。

低分子化というのは、蜂の子の粉末をカプセルに詰める前に、たんぱく質をあらかじめ酵素で分解し、アミノ酸やペプチド（短いアミノ酸の鎖）の状態にしておくという事です。そうする事で吸収は早くなり、成分を無駄なく摂取出来ます。分解したからといって、栄養成分が変化してしまうという事はありません。

低分子化の方法は、２段階分解、加水分解等、各メーカーが独自の技術を競っています。詳しくはウェブサイト等で確認してみましょう。